「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
「ブレスウォーク」を一言で言い表すなら「ウォーキングメディテーション」です。
歩きながら手軽にヨガと同じような効果が得られるように、ヨギ・バジャン師とグルチャランシン氏によって開発されたウォーキング理論です。
さて、実際の歩き方ですが、本日は、
「クイック スタート エナジー ブースター」というエネルギーをクイックに高め、脂肪燃焼効果の高い「ブレスウォーク」をご紹介します。
仕事前に高いパフォーマンスを発揮したい場合や、食べ過ぎた後に行うと効果的です。
【姿勢】
仙骨を締め、背筋を正します。肩をリラックさせ、視線は地平線に向けます。
【呼吸】
歩行に合わせて鼻から8回に分けて息を吸い、4回に分けて鼻から息を吐きます。
息を吸うときは、本来一回で吸える酸素を小刻みに8回で吸います。
ですので、階段式にお腹が膨れ上がっていくイメージです。
足を地面に着地させると同時に息を吸います。
これを繰り返します。
ですので、8歩でお腹が息でパンパンに膨れ上がるようになります。
8歩中は、息を吸うパートです。
そして、8回に分けて吸った息を今度は、4回で全て吐くことになりますから、力強い呼吸が必要になります。
これも階段式に4回に分けて息を力強く吐いていきます。
足を地面に着地させると同時に息を吐きます。
これを繰り返します。
4歩で息を全て吐き切ります。
4歩中は、息を吐くパートです。
【マントラ(真言)】
マントラとは、日本語では真言と表現し、「ブレスウォーク」では、頭の中で唱えます。
ですので見た目的には無言です。
クンダリーニヨガは、もと北インドのパンジャーブ地方で育まれてきましたからグルムキー語と呼ばれるインドの方言の一種が使われます。
吸う時に、 「Sa(サ) Ta(タ) Na(ナ) Ma(マ) Sa(サ) Ta(タ) Na(ナ) Ma(マ)」を一歩踏み出すと同時に頭の中で唱えます。
一歩踏み出したら「Sa」、二歩目で「Ta」、三歩目で「Na」、四歩目で「Ma」という感じです。
五歩目でまた「Sa」、六歩目で「Ta」、七歩目で「Na」、八歩目で「Ma」です。
バジャン先生によりますと、「Sa Ta Na Ma」は、「ラ ソ ファ ソ」の音階でそれぞれ唱えると脳の潜在意識が解放されるとよくおっしゃっておりました。
吐くときは、「Wha(ワ)」「Hay(ヘイ)」「Gu(グ)」「Roo(ル)」というマントラを「ラ ソ ファ ソ」の音階で頭の中で唱えます。
一歩目で「Wha」、二歩目で「Hay」、三歩目で「Gu」、四歩目で「Roo」という感じです。
ここからまた息を吸いながら上記の「Sa Ta Na Ma」の8ステップを行います。
これらを繰り返します。
【ムードラ(指の組み合わせ方)】
歩行に合わせて親指を、人差し指、中指、薬指、小指の順にそれぞれつけていきます。
終わったらまた、親指と人差し指をつけ、繰り返します。
【意識】
臍下丹田(ヘソ下3センチ)を意識してください。
これら「歩行」「呼吸」「マントラ」「ムードラ」を同調させて歩くと「ブレスウォーク」の完成です。
少し早歩きのペースで行ってみてください。
私も研究が行き詰まった時とか大学の外に出てよく行いましたが、本当に気分がイキイキと前向きに好転し出します。
是非、一度お試し下さい。
P.S.
マントラが受け入れられるかどうかが分かりませんね…
最近のヨガのクラスでも、普通に唱えられているらしいので違和感はあまりないと思いますが…
ただ、マントラは呪文のような怪しいものではなく、「音の科学」なのです。
脳を含むチャクラ(体のエネルギーセンター)はある種の音にとても共鳴する性質を持っているためこういったマントラを通常クンダリーニヨガでは使用します。
マントラは今回省こうかと思いましたが、自分が勝手に「ブレスウォーク」の内容を変えてしまうのはどうなのかと思い、習った通りに記述させていただきました。
もちろん、マントラなしでもOKです。
「ラ ソ ファ ソ」の音階に合うもので心に良い言葉であれば日本語でも問題ないと思います。
ちなみに、呼吸は吸うときも吐くときも、全て鼻で呼吸します。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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