1時間のランニングで消費できるカロリーはでれくらいかご存知でしょうか?
ランニングスピードや筋肉の量によっても多少異なりますが、おおよそ、400–500kcalです。
意外に消費していると思うか、この程度かと思うかどうかは、千差万別だと思います。
カロリー自体は、上記のとおりですが、我々の体は基本的に糖質と脂質を半分ずつエネルギーとして使います。
つまり、脂肪がエネルギーとして使われたのは、そのうちの半分の200kcal程です。
ランニング後にご飯お茶碗一杯でも食べれば帳消しです。
脂肪は、1gにつき7kcalのエネルギーがありますから、1時間のランニングで消費できる脂肪は重さでいいますと、
たった30g程です(事前に成長ホルモンを分泌させておけば3–4倍燃えます)
ですので、ランニングをせず、ご飯(一杯分)も食べない状態と全く同じです。
それでは、ランニングは、やるだけ時間の無駄なのでしょうか…?
…そう思うのは少し早合点といえます。
実は、ランニングなどの有酸素運動は、脂肪の燃焼など体への効果より、脳にものすごく好影響を与えてくれるのです。
動物実験では、1週間に3回×30分の運動を6週間続けたところ、海馬という記憶をつかさどる部分の神経が新たに生まれ、認知予防に大きな助けとなることがわかってきました。
お金もかからず、走るだけで脳の中の神経が新しく生まれるのです。
実際、ヒトの研究でも高齢者を対象とした軽運動の定期的な介入が認知予防に効果的だということが明らかになっています。
また、有酸素運動の恩恵が得られるのは何も高齢者の方のみではありません。
もう一つ、特筆すべき効果は、うつの予防や気分の落ち込みに対して、大変有効的である点です。
1週間に1,000キロカロリー以上を有酸素運動に消費する男性は、うつの発生リスクが、あまり活動しない男性に比べ17パーセント低く、
1週間に2,500キロカロリー以上消費する男性はじつに、28パーセントも低かったことが明らかになっております。
有酸素運動といいますと、外でのランニングのイメージが強いですが、室内での踏み台昇降やステップマシーン、その場での足踏みでも十分同じような効果が期待できます。
わざわざ着替えたり、雨が降ったり、気温の寒暖差で止めてしまうケースが多いのが有酸素運動の特徴でもありますので、
まずは、室内でテレビや音楽を聴きながら、有酸素運動を試してみてください。運動強度は、少し息がはずむ程度です。
(その状態で歌が歌えない強度ですと無酸素運動の領域になりますのでご注意ください。)
忙しくてジムに通えないけでも、仕事で高いパフォーマンスを発揮したい方は、自宅でイスに座りながら、有酸素運動を取り入れることをお勧めいたします。
座りながら行える専用の小型のサイクルマシーンがございます。
朝30分ほど早く起きて、新聞やニュースを見ながら、朝活ならぬ脳活を取り入れてみるのはいかがでしょうか?
★田町で更年期ストレス解消!アンチエイジングで評判の美脳ヨガサロン★