最新メンタルトレーニングでストレス&うつ一刀両断!無敗脳ヨガ道場の辻です。
得意技は、時に弱点となってしまう危険性があります。
昔の達人と呼ばれた武芸者は、決して、自分の得意技などは周囲に明かさなかったようです。
それは、得意技を明かしてしまっては、自分の手の内を、みすみす相手に明かしてしまうことになり、
対策を立てやすくさせてしまう危険性があるからです。
昔は、映像などもありませんでしたらか、
あの武芸者は、○○が得意と口コミされてしまっては、それだけで不利ですよね。
スポーツ選手でも何連勝と重ねてきた選手が、格下の選手にコロっと負けてしまうケースを度々目にします。
それは、トップ選手は、
勝ち進む回数が多い = 試合数が多い = 分析される回数が多い
からです。
トップ選手といえども、得意技を封じられてしまっては、相当ピンチです。
これが、プレッシャーのかかるオリンピックなら、いつもの得意技がかからないとなると一気にパニックです。
ですので、安易にインタビューなどで、
得意技を明かさない方が得策といえるかもしれません。
真の武芸者は、弱点とみせて、実はそれが得意技だったりするケースがあったようです。
「虚」と「実」が目まぐるしく変わっていくのですから、
戦っている相手は何が何だか分からなくなってしまいます。
つまり、
弱点がときには得意技になるということもあるということです。
これは、ビジネスにも当てはまりそうですね。