最新メンタルトレーニングでストレス&うつ一刀両断!無敗脳ヨガ道場の辻です。
脳は、人間の中枢と呼ばれる存在です。
本番での強さ、弱さも脳が関係しているといえます。
ですので、本番での自己コントロールには、脳のトレーニングだけで十分です…
…と考えがちですが、それは、大きな誤りといえます。
脳のトレーニングは必要不可欠ですが、いきなり脳のトレーニングを行っても、さっぱり分からないと思います。
それは、非常に、感覚、感性が必要とされるトレーニングだからです。
ですので、前回のブログ記事でも書かせていただきましたが、
まずは、ヨガのポーズや呼吸法を行い、
その時の体内の変化を認識できるまでに五感を高めておく必要があります。
五感が繊細になってもまだ脳のトレーニングは行わず、自律神経のトレーニングを先に行います。
それは、交感神経が優位になりますと、手に汗をかいたり、肩が緊張したり、心臓がドキドキしたり、呼吸が乱れたりと、自分の体を通してその状態が分かるからです。
さらに、機械を活用することで、正確な自律神経の状態も把握できます。
つまり、機械と自分の体の両方からの自律神経に関する情報が得られます。
ですので、自律神経を入り口としたトレーニングの方が、
段階的にスッテップアップしやすいのです。
これに対し、脳の場合、頭蓋骨で覆われているため、自律神経みたいに、
今の自分の脳波がどうなっているのかはなかなか分かりません。
つまり、機械からの一方的な情報しか得られません。
もちろん、脳のトレーニングは繰り返していくうちに、
今の自分の脳波の状態も把握でき、コントロール可能ですが、
その前の準備段階がとても重要になってきます。
これは、自転車に初めて乗るときに似ているかもしれません。
はじめは、親の補助に助けてもらったり、コマをつけて転倒しないようにして、ようやく自転車に乗れるようになります。
いきなり自転車が乗れるお子さんはほとんどいませんよね?
これは、脳のトレーニングにおいても全く同じなのです。