最新メンタルトレーニングでストレス&うつ一刀両断!無敗脳ヨガ道場の辻です。
私は、ヨガや禅などの東洋の技法のみならず、 古今東西のあらゆる心身鍛錬法、自己コントロール法、メンタルトレーニングなどについて研究していますが、 いつも基準にしていることがあります。
それは、それらの技法が、果たして戦国時代でも役に立つのかどうか?
という基準です。
もちろん、その時代に私は生きていませんでしたので、あくまでも感覚的な基準です。
いいかえますと、禅寺やヨガスタジオなどのリラクセーション空間ではなく、緊迫した現場でも実際、役に立つのかどうかという基準です。
戦国時代は、生死のやり取りが、日常茶飯事に行われていた時代であり、この時代の戦国武将たちは、現代のアスリート以上に本番での強さが求められていたことは容易に伺えます。
今以上に心身のコントロール法がもてはやされていてもおかしくない時代です。
禅は、この時代には既に中国から入ってきていましたが、その特性から、本番で役立つというよりも、日々の心の安定に役立っていたのだと思われます。
そこで、戦国武将は、いったい、どのようにして「本番で負けない脳」をつくっていたのかということに個人的にとても興味があります。
考え抜いた末に気がついたのですが、戦国時代は、隙あらば下剋上が起こされる時代です。
ですので、
本番に弱い武将は、そもそも本番まで生き残れなかった時代が戦国時代だったと思われます。
また合戦は試合ではないので、負ければ当然次がなく、本番で強くなりたいというニーズ自体が生まれてこなかったのかもしれません。