2012/12/08 カテゴリ:ブログ

『弓と禅』とスティーブ・ジョブズ ◎無敗脳ヨガ道場◎

「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。

 

弓と禅』という書物は、ドイツ人哲学者のオイゲン・ヘリゲルが、

当時、弓聖と称されていた弓の名人である阿波研造師範のもとで3年間に渡る弓道に関する修行体験を綴ったものです。

 

この本の元となる『日本の弓術』が、1941年に岩波文庫から出版され、

その内容の改版として、1956年に『弓と禅』が協同出版社より出版されました(※現在の出版元は福村出版)。

 

それから50年以上もの長きに渡って読まれ続けられているロングセラーです。

 

この本は、ヨガの極意、最高の境地について書かれているといえます。

 

ですので、昔から仏教と親しみのある日本人のハートを文字通り射抜いたのだと思われます。

 

この本は、決して読みやすいものではなく、どちらかというと難解な書物の部類に入るといえます。

 

それでもまた最近売れ出しているそうです。

 

その理由は、あの元アップル社のCEOの「スティーブ・ジョブズの生涯の愛読書」として知られるようになったからです。

 

ご本人はもうお亡くなりになっていますので、詳細は分かりませんが、本当だとしたら、やはりすごい方だなと思います。

 

なぜなら、普通、経営者は、直接、業績アップにつながらないようなことは、なかなか生活に取り入れようとは思わないからです。

 

それ()をあえて日常生活に取り入れていたところが、彼のすごいところだと思います。

 

禅をやることがどうして経営者にとってプラスになるのか?

 

その想像力が尋常ではない気がします。

 

急がば回れ」ということでしょうか?

 

いずれにしても普通、なかなかそこには意識が向かわないと思います。

 

やはり、世界を変えるような大発明をする方は、

想像のベクトル自体が根本的に違うような気がしますね。

 

無敗脳ヨガ道場

 

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