「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
ストレスに強くなるには、ストレスを与えて、それを乗り越えるトレーニングが必要になってきます。
例えば、ヨガのハードなポーズで激しい腹式呼吸「火の呼吸」をすると、きつい、つらいという雑念が浮かんできます。
そのつらいという雑念に左右されないで常に「今」に集中するトレーニングが、ストレス耐性を高めてくれます。
こういう肉体的なストレスを与えて、それを乗り越えるトレーニングを普段から行っていると、
他のストレスに対しても抵抗力がついてくることが動物実験の結果明らかになってきました(交差適応)。
これとは逆に、いわゆる根性論の欠点は、きつい、しんどいという心の働きが頭の中でグルグルと駆け巡ってしまい「今」に集中していない点です。
人間がストレスや不安を感じるのは、未来のこと、例えば、明日のプレゼンのことだったり、過去の失敗体験が頭に浮かんだ時です。
つまり、
「今」に集中していない状態です。
朝起きた瞬間にストレスを感じる方はいないと思います。
でも30秒も経てば、今日これからの仕事のことだったり、昨日の仕事の失敗などが思い出され、ストレスが頭の中で生まれてきます。
これも、朝起きた瞬間は「今」に集中していた意識が未来や過去に向かってしまうことで起きます。
ですので、「今ここ」に集中するトレーニングを普段からしておく必要があります。
「今ここ」に集中する能力は、トレーニングを積めば誰でも獲得可能な能力なのです。
「今ここ」に集中することができるようになれば、不安を感じることが少なくなりますので、心身のコントロールすら必要なくなってきます。
自己コントロール法の欠点は、呼吸法などを行いながら、うまくリラックスできるだろうか?
というように未来に意識が向かってしまう点です。
一時的に副交感神経の働きで心拍数は減少しますが、またすぐに元の緊張状態に戻ってしまいます。
自己コントロール法は、リラックスするきっかけをつくってくれ、とても大切ですが、
「今ここ」に集中するトレーニングと合わせて取り組むべきだと思います。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
●営業時間
・日曜日: 8–18時
※祝日も通常営業しております。
・定休日: 毎週月曜日と第5週目の週
●三田スタジオ(パーソナルプログラム専門スタジオ)
・JR山手線「田町駅」西口(慶応大学方面出口)徒歩4分
・都営浅草線「三田駅」A6出口徒歩2分
※ご予約時に詳細地図を添付させていただきます。
●お問い合わせ