「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
本日は、ストレスな環境下で過ごすことで才能が開花した漫画のエピソードをご紹介させていただきます。
超有名人気コミック「ドラゴンボール」です。
主人公の孫悟空の息子には孫悟飯という息子がいました。
父親譲りで、戦うことに関する潜在能力はとても強いものを秘めていました。
しかし、性格は父親とは正反対でとても臆病で戦うことを嫌うその性格に才能は埋もれたままの状態でした。
そんなとき、一年後に宇宙からとてつもなく強い宇宙人(サイヤ人)が地球に襲来するということを地球人は知りました。
主人公の悟空は戦いで負傷し、天国にいます。
つまり、もはや地球上にその宇宙人と戦えるだけの戦闘力をもった人などいません。
そこで、悟飯に白羽の矢がたちました。
彼の潜在能力の開花を期待しての最後の頼みの綱でした。
いよいよ本格的なトレーニングが始まります。
トレーナーは、大魔王の血を引くマジュニアです。
彼が、一年以内に悟飯の才能を開花させるのにとった方法…
…何もしない…
です。
あえて、手助けしないで自立を促す方法をとりました。
誰も寄り付かない猛獣の住み着く無法地帯に彼を一人置いてきぼりにさせました。
もっとも、猛獣の中で生き抜いていかなければ、宇宙人にも勝てないことは明白だったからです。
メンターともいえる立場のマジュニアの素晴らしいところは、ずっと離れたところから影で悟飯を見守っていたところです。
食べ物がなくなると、リンゴの差し入れを悟飯に気づかれないようにしたりしていました。
悟飯は、日に日に自分で考え、必死に過酷な環境下で生き抜いていきます。
実際は、マジュニアが影でサポートしているのですが、
当の本人は、そんなことを知る由もありませんから、毎日が必死です。
ただ、その過酷な環境下により悟飯の才能は徐々に開花し始めます。
一年後…
…悟飯は地球に侵略にくる宇宙人と対等かそれ以上の実力になっていました。
一番臆病者だった悟飯が、地球人のエースになっていたのです。
…何が申し上げたいかといいますと、
結局、どんなに素晴らしい遺伝子を持っていても正しい環境下で育まれないと開花しないということです。
才能が開花する要因の50%は環境による影響だと考えられているからです。
見た目が同じ双子でも性格や好みが異なり、歩む人生も異なってくるのは、出会う人々や環境が異なるからだと考えられています。
遺伝子は、設計図です。
どんなに素晴らしい遺伝子を持っていても、それ自体では身体に何の影響も与えません。
身体に影響を与えるには、その設計図をもとに体内の工場でタンパク質をつくる必要があります。
そのタンパク質が身体に放出されてはじめて遺伝子が機能し出すことになります。
遺伝子のスイッチ・オン状態です。
遺伝子のスイッチのオン・オフは環境の影響で変わってくることが分かってきました。
悟飯でいえば、もし無法地帯で暮らしていなければ、「戦う遺伝子」のスイッチの電源はオンにならなかったといえます。
ストレスは、一般的に良くない表現で用いられますが、心理学的には「人生のスパイス」という表現がされます。
かけすぎると辛くて体をこわしてしまいますが、ないと味気ないものになり、
それこそ、遺伝子のスイッチをオンにするチャンスを見失ってしまうかもしれません。
才能が開花するには良い指導者を含めた環境が必要なのだと思います。
ただ、それは決して手とり足取り教えてくれるいわゆる親切な先生ではないと思います。
状況を見極めながら絶妙なスパイスをふりかけてくれるような存在…
そんな感じの先生なのかな…と個人的には思っております。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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