株式会社サイバー・ヨガ研究所の辻です。
昨日は、取材を受けていた「FOOT×BRAIN」というテレビ番組の放送日でした。
(★再放送:3/31(日)深夜0:35〜「BSジャパン」にてオンエア!)
自分が思っていた以上に長く映していただいていました。
あの膨大な量を20分ほどの番組内に収めるにはプロの方とはいえさぞかし大変だったと思います。
自分が一番発信したかった「交感神経」と「快適度」についてもきちんと放送していただいて大満足です。
やはりあの部分が最も大切だからです。
どうしても一般的には、
「交感神経」の活性化 = 悪
と捉えられてしまう傾向にありますね。
これは、本や雑誌の影響も大きいと思います。
実際は、ワクワクしたり、感動して胸が高ぶっている時も心臓がドキドキして呼吸が荒くなり、交感神経も活性化しています。
良くない交感神経の活性化は、ピリピリ、イライラしている状態のことですね。
この状態では、交感神経の興奮状態は維持させたまま、「快適度」を高め、イキイキした状態にすることが大切です。
もしこのピリピリした状態で、交感神経の活動を無理に下げようとするとほとんどのケースで無気力な状態になってしまいます。
試合やプレゼンがうまくいかず、終わってから急に交感神経の働きが下がった時をイメージしてみてください。
リラックスした状態でしょうか?
かなりのケースで肩を落として、無気力な状態になっていると思います。
スポーツの世界では、「交感神経」のコントロールはとても重要です。
しかし、その前にまずは失敗してもいいから思い切ってやろう!
というように、いったん気持ちをイキイキした状態にする必要があります。
この「快適度」の観点からヨガの呼吸法について考えますと、
ヨガの呼吸法でうまくリラックスできる人とできない人がなぜ出てくるのか?ということが明らかになってきます。
「快適度」が低い状態でヨガの呼吸法をしてもあまり良い効果は期待できません。
長くなりますので詳しいことはまた別の機会に明記させていただきます。
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史