火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
昨日は、宮本武蔵の精神力の強さの秘密を追い求め、千葉県・勝浦市に行ってきました!
武道やスポーツ研究で有名な「国際武道大学」にお邪魔させていただくためです。
訪問先は、日本思想、実存思想、身体文化がご専門の魚住 孝至教授です。
魚住先生は、宮本武蔵にとどまらず、松尾芭蕉、弓やその他武道に関する多数のご著書を出されております。
このご縁は、偶然が偶然を呼んだご縁でした。
ことの発端は、魚住先生と私の父が共通の知人の方のパーティーに出席され、偶然席が隣同士になったことからでした。
父が私の研究のことや宮本武蔵に興味を持っていることを先生に話してくれ、先生とのご縁をつくってくれたのでした。
そのパーティーには、200名近くの参加者がいらしたのにも関わらず席が隣同士になるというのもすごい確率だと思います。
本当にありがたいことです。
さて、本題に入りますが、宮本武蔵に関しては、吉川英治の小説による影響がとても強く、
様々な誤解とともに、資料の少なさからも謎のベールに包まれた人物でもありました。
おそらく多くの方々が巌流島の佐々木小次郎との決闘シーンがクライマックのように浮かんでくると思います。
そしてそのシーンについても様々な逸話が残っています。
しかし、魚住先生によりますと、宮本武蔵に限らず、様々な歴史上の人物はその後の歴史において、かなり脚色されることが多いようです。
ですので、ひとつの資料だけで判断するのはとても危険だということです。
様々な資料と照らし合わせ、その時の社会情勢、時代背景なども考慮して事実を考察する必要性があるとのことです。
魚住先生は、古文書もそのままスラスラ読まれますので、大変驚かされました^^
また、鋭い考察力と論理性により、私の宮本武蔵に関する疑問点もたちまち解決されていくのでした。
武蔵に関しては、一般的によく下記のような疑問点がついて回ってきます。
①戦歴について
②生誕の地は?
③本当に強かったのか? ④二刀流はいつ完成したのか?
⑤なぜ、最も強敵とされていた佐々木小次郎との一戦について「五輪書」では一言も触れられていないのか?
愚問ともいえるようなこれらの事柄につきましても懇切丁寧に実際の資料を基にご説明していただきました。
それにしましても、国際武道大学の図書館には、私が喉から手が出るほど欲しい資料が山のように眠っていました。
宝の山とはまさにこのことです。
三ヶ月間、この図書館にこもっても飽きないと思いました^^
一回ではこの旅について語ることはできませんので何回かに分けてこちらのブログでご紹介させていただきます。
今回の旅で明らかになったことは、少なくとも、宮本武蔵は当時からやはり別格の存在だったとういうことです…
どうしてそのようなことがいえるかといいますと、それは、吉川英治の時代とは異なり、
ここ30年で新たな武蔵の自筆の書状が二通見つかり、その他、関連する公的書類がいくつか発見されたからです…
史実に基づいた真の武蔵像がもっと語られていくべきだと強く感じました!
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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