火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
本日(9/21),発売のヨガ専門誌『Yogini(ヨギーニ)vol.37』〜ヨガで整える自律神経バランス〜
に私が計測した呼吸法の生理・心理学的データが掲載されています.
呼吸法が自律神経に好影響を与えることはよく知られていますが,実際のところどうなのか?
今回の企画では,呼吸法の効果の“見える化”という試みを担当させていただきました.
どうやって効果を“見える化”するのか?
ストレスやリラックスは,目に見えないイメージがありますが,それぞれ体に現れる生体反応があります.
【ストレス反応】
・てのひらの発汗: ↑
・指先の皮膚温: ↓
・心拍: ↑
・呼吸: 胸での浅い不規則な呼吸
【リラクセーション反応】
・てのひらの発汗: ↓
・指先の皮膚温: ↑
・心拍: ↓
・呼吸: お腹でのゆったりした規則的な呼吸
これらの生体反応を専用のマシーンを用いて計測することで,呼吸法による効果が文字通り“見える化”できる形となります.
今回の計測で使用したマシーンは,ACミランのメンタルトレーニングでも活用されているマシーンと同タイプのものです.
また,効果を正しく検証するには,生体反応の計測以外に前後に心理テストを行う必要 があります.
今回は,「二次元気分尺度」と呼ばれる,20秒程度で計測可能な心理テストを使用しました.
気分を計測する心理テストは「POMS」が有名ですが,質問項目が多く,それ自体が記入者への負担,ストレスとなってしまいます.
当然,生体反応にも悪影響が出てしまい,呼吸法のデータ計測に支障が出てしまいます.
そういった理由から精神生理学的な実験の場合にはあまり質問項目が多い心理テストはお勧めできません.
記入に時間がかかるということは実際の気分への効果も正確に捉えることが難しくなってきます.
例えば,入浴による気分の変化を「POMS」を使って検証する場合,記入に10分前後かかりますから,
質問項目の一番目と一番最後の項目を記入している状態とでは,表面体温が異なってきます.
これでは,正確に入浴の効果を捉えているとは言い難いといえます.
計測にもいろんな落とし穴があり,それは自分自身が色々と計測していく中で発見していくしかないと思います.
ちなみに,私がヨガや呼吸法の計測時に注意するポイントは,50個ちかくあります.
今回の特集では,3種類の呼吸法の効果を比較検証しました.
実際の結果は,どうぞ誌面をご覧下さい.
本屋さんの美容・ダイエット,スポーツ雑誌コーナー等に置いてあると思います.
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした.
⇒「サイバー・ヨガ 」ブログ
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