火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
「禅道会」様へのヨガのトレーニング介入は,順調に進んでいます.
トレーニングの模様を書いた記事は反応が良く,もっと記事に書いて欲しいというお声をお客様からもいただいております.
私の方でも写真はたくさん撮ってあり,書く事はたくさんあるのですが,なかなかブログに時間が割けないのが現状です.
さて,現在は週に2回,「禅道会」様にヨガの介入をさせていただいております.
臍下丹田の熱量の発生は皆さん達成しております.
これは,「火の呼吸」を一ヶ月も行えばどなたでも感じることができます.
そのエネルギーを脳まで運んで初めて潜在能力の開発に役立ちます.
ヨガは形を変え,その人のものになっていきます.
ある人は内面の穏やかさ,ある人は脳の活性化,ある人は動きの質の改善,ある人は強靭なメンタルの獲得,ある人は免疫力の向上など,
様々な形で心身に好影響を及ぼします.
人によって,得られる効果が異なるのは,どのチャクラが特に強まったのかによって変わってくるのだと思われます.
人類に備わる潜在的な気“クンダリーニ”は形を変え,私たちの肉体と精神に火を灯してくれます.
チャクラをバランスよく活性化するためにも,
臍下丹田のエネルギーを背骨に沿って上昇させ,各チャクラにそのエネルギーを分けてあげる必要があります.
各チャクラは尾てい骨から頭頂部までの背骨の前のあたりに7つ存在します.
この尾てい骨から頭頂部までの気の道は“スシュムナー”と呼ばれ,人体に存在する72,000の気道の中でも最大の大きさを誇ります.
生命力において大切な気道は72種類有り,その中でもスシュムナー,イダ,ピンガラの3つはとても大切な気道です.
臍下丹田のエネルギーを脳に存在する第6,7チャクラまで運ぶには,エネルギー量の増大だけでなく,
スシュムナーがきちんと浄化され,通りが良い状態になっていないといけません.
「無敗脳ヨガ」では,メンタル強化ヨガでとことんエネルギー量を高めます.
そして,パフォーマンスアップ・ヨガでは骨盤と背骨を利用して各チャクラを活性化しつつ,スムシュナーを浄化させていきます.
ちなみに,気道はヨガをサボるとまた流れが悪くなってしまいますので,毎日少しでもいいのでコツコツと続けることが大切です.
いずれにしましても,文章でお伝えするととても抽象的な表現となってしまい,
やはりヨガは本で勉強するだけでは不十分で,体験することが最上の学びとなります.
チャクラは様々なセラピーにおいても重要視されていますが,本当にその存在を知る者はごく少数だと個人的に感じます.
ただ,ここまで明記しておいていうのも何ですが,クンダリーニやチャクラの活性化は,ヨガ本来の目的ではありません.
それは,筋トレにおける筋肉のパンプアップや成長ホルモンの分泌みたいなものです.
ヨガを行っていく過程における通過点にしか過ぎません.
色々な力がついても心が磨かれなければ何の意味もありません.
ただ様々な分野で活躍する上で役立つことは間違いないといえます.
ヨガでは,道を外れないように一番初めに「○○をしてはいけない」,「○○に気をつけるように」などの指導が行われるのもそのためです.
伝統的なラージャヨガの考えは,お釈迦さんがヨガを修行していたことからも仏教にとてもよく似ており,
実は一般の人以上に謙虚な心が求められます.
それは,故ヨギ・バジャン師のクンダリーニ・ヨガにおいても同様です.
ヨガは何も呼吸法やポーズをするものだけでなく,
マザー・テレサさんのように人への奉仕の行為でもって魂を磨いていくカルマヨガ(行為のヨガ)というヨガもあります.
これも伝統的なヨガの一種です.
ラージャヨガと姉妹関係にあるようなヨガです.
クンダリーニヨガで潜在能力が開花したならば,その力を良い方向に活用していただき,
その過程において魂を磨いていただきたいと私は考えています.
それは,職業に関係なく自分に与えられた仕事(使命)を全うする人生を歩むことを指します.
クンダリーニヨガの偉大なるマスター 故ヨギ・バジャン師