20年以上キックボクシングを続けている
※掲載に関しては,ご本人の許可を得ております.
【『無敗脳ヨガ』をお知りになったきっかけは何ですか?】
「秘伝」を見て
【『無敗脳ヨガ』のどのような点に興味を持たれましたか?】
火の呼吸に興味がありました.
本での知識はあったのですが,
もっと深く知りたいと思ったからです.
【『無敗脳ヨガ』後の率直な感想をお聞かせください】
以前より,ストレスに対して強くなったと思います.
キックボクシングをやっているのですが,スタミナがついたと思います.
【『無敗脳ヨガ』への参加を迷われている方に一言メッセージをお願いします】
本格的にヨガをやりたい方はオススメです.
…………
桜井様,ありがとうございます.
桜井様は,約1年ほど前から当スタジオで週に1回のペースでトレーニングを積んでいただいております.
とても44才には見えない若さと体型を維持されていますね.
現在は,「サイバーヨガ」による脳波トレーニングを継続してトレーニングしていただいております.
そして,家でのヨガの実習も欠かさず行っていただいています.
本日は,久しぶりに復習ということで「無敗脳ヨガ」のレクチャーをさせていただきました.
「今ここ」に集中する能力,「内観」,「火の呼吸」のパワー,どれをとっても高いレベルにいらっしゃいます.
通常,アスリートの方は,「内観」を苦手としています.
それはウェイトトレーニングによる高強度のトレーニングに慣れてしまっているからです.
内部の変化を感じてみてくださいとレクチャーさせていただくと,
大抵,「感じるって…何をどのように感じるのでしょうか?」
ということになります.
それは,感覚のトレーニング,マインドフルネス的なトレーニングを行っていないので仕方がないことなのです.
しかし,この内部変化に注意し,「今ここ」に集中する能力は,メンタルのトレーニングにおいては必須であり,
これがないと予期不安にかられ,試合本番前にあわてて自己コントロール法を行うというパターンに陥ります.
この自己コントロール法でメンタルが改善されるほど試合はマイルドな体験ではありません.
もしこの従来のやり方でうまくいくのなら,日本人アスリートは皆,本番でのプレッシャーが軽減されていないと辻褄が合わなくなってきます.
メンタルは試合本番になってから何かをするものではなく,
肉体における筋力トレーニングのように試合までにしっかり準備を整えておくべきものなのです.
日本のメンタルトレーニングの主軸は,海外と異なり今なお
呼吸法や自律訓練法などのリラクセーション法,ポジティブイメージ,セルフトーク,目標設定理論などです.
これらのテクニックのほとんどは,試合時に行う自己コントロール法です.
20年以上このスタイルです.
自己コントロール自体は決して悪くないのですが,
そもそも自己コントロールで試合中にリラックスできるアスリートは元々がメンタルが強いアスリートなのです.
不安関連遺伝子の多い日本人アスリートにはあまり有効的ではないのが現状です.
いずれにしましても,日本は専門家不足により,海外のような生理学的,科学的なアプローチがほとんど行われていない状況です.
…話を戻しますが,桜井様は,日々緊張することがなくなり,メンタルは絶好調だそうです.
会員様が一様におっしゃるのが,「なぜかここ最近緊張しなくなりました」
この言葉が最も多く寄せられる会員様の声です.
実際は,脳の構造が変化していると推測されますが,筋肉と異なり,目で見えないためにこういった感覚に陥るのだと思います.
前頭前皮質の活性化,扁桃体の沈静化,副交感神経の反応性の向上,それだけでなくヨガのクンダリー二やチャクラの活性化など,
二重三重のアプローチを試みています.
会員様には,3ヶ月に1回パフォーマンステストを行わせていただき,効果の「見える化」に努めております.
脳波の周波数成分やQEEG(定量的脳波検査)の変化だけを見て脳機能の改善とは到底言えないからです.
また桜井様も述べておりますが,
「火の呼吸」を日々実習している方は久しぶりにスポーツの練習に行っても息が乱れない,スタミナが落ちていないことに驚かされるようです.
「火の呼吸」で呼吸器系が鍛えられているのと,HRV呼吸による心臓血管系システムの機能改善による効果だと思われます.
横隔膜や肋間筋などの呼吸筋は筋肉であり,さらに心臓も筋肉の塊のようなものです.
アスリートはこういったスタミナやメンタルに関係性が深い筋肉を鍛えることが望まれます.
桜井様のメンタルはまだまだ強くなっていく余地がたくさん残されています.
是非とも,ストレスやプレッシャーに対して無敗を目指してください