ニューロフィードバック+バイオフィードバック=サイバーヨガ
最近,臨床心理士など,心理系の専門家が「ニューロフィードバック」と呼ばれる脳波セラピーの手技を学ばれる方が増えてきました.
カウンセリングの代わりに脳波電極を取り付けトレーニングをすることで,クライエントの心の状態が安定すればとの想いからだと思います.
しかし,講習会に参加し習ったことをいざ臨床現場で試してみるも,なかなか現実は厳しいようです.
それには様々な理由が絡んでいるのですが,今日はその原因の一つである「分析」方法について明記致します.
まず正しいトレーニング効果を生むには,正しい分析方法をまず学ばなくてはならないからです.
皆と同じ一律的なトレーニング方法では高い効果は期待できません.
トレーニングジムに入会し,パーソナルトレーナーをつけた場合,
その専属トレーナーはまず最初にお客様がどういう体型で,どういった病歴や怪我を持ち,トレーニングなどの目的を聞くと思います.
それが終わってからトレーニングメニューを決めると思います.
中高年者の転倒予防防止のためのトレーニングと,ボディビルダーのトレーニング内容は当然ながら全く異なります.
しかしこれがニューロフィードバックとなると,ほとんどのケースで皆同じ内容でトレーニングするのです.
当然,トレーニング効果が出る人と出ない人の明暗がくっきり分かれます.
これは,「分析」部分が非常にあいまいなために起こっていることなのです.
…かなり長い文章になりますので何回かに分けてアップします.
(バイオフィードバックの世界的リーディングカンパニー「Thought Technology」の役員フランク氏とデータを見ながらディスカッション)
脳科学メンタルトレーニングならヨガ×最新テクノロジー=サイバーヨガ・スタジオへ!