自分の「脳のタイプ」を知るだけでもメンタルを強くできる
ア-ユルヴェーダや漢方などでは,まず,クライエントの症状を見極め,その後に各トリートメントに移っていきます.
しかし,メンタルトレーニングの分野においては,ほとんどこうした個人の体質,気質は加味されているとはいえません.
皆さんの周りを見渡していただいても,おっとりした人や常にピリピリした人など様々な方々がいらっしゃると思います.
こうした違いが見受けられるのに果たして同じようなメンタル強化法で良いのでしょうか?
性格的な違いは,様々な脳に関連する遺伝子による違いだと推測されますが,
それが複雑に絡み合い,結果的に脳の覚醒レベルが決定されているのだと考えられます.
脳の覚醒レベルに応じて人のタイプ分けするのは,あくまでも一つの指標ですが,
メンタルトレーニングの分野においては個人的にはかなり有効性が高いものだと思っています.
なぜなら,リラックス時やここ一番で最も大きく変動するものは脳の覚醒レベルだからです.
この覚醒レベルの変動がパフォーマンスに影響を与えているのです.
そして,最も高いパフォーマンスが発揮される覚醒レベルは中レベル,つまり,リラックスと集中のバランスが取れた状態です.
ただ,スポーツであれば,競技種目やポジションで最適な覚醒レベルは異なってきます.
アーチェリーやゴルフなどの精神的スポーツでは,よりリラックスした状態
サッカーや格闘技などのコンタクトスポーツであれば,より興奮が増した集中状態が求められます.
ここに普段の覚醒レベルの状態と,ストレスやプレッシャーがかかったときにどういう変化が起こるかを事前分析(脳波分析)しておくことで
自分はリラクセーションが必要なのか?アクティベーションが必要なのか?
などの本番で必要とされる自己コントロール法が明らかとなるのです.
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