自律神経の反応パターンは、大きく4つに分かれます。
当然、個々の体質に応じて、指導する呼吸法の内容も異なってきます。
それは、漢方同様、同じ症状でも体質によって処方する漢方薬が異なってくるのと同じです。
ですので、自律神経のバランスを整えたり、
ストレスに対する抵抗力を身につけるという目的の場合、
やはり、個別のアプローチが必要になってきます。
もちろん、ヨガも人間が作ってきたものですから完璧なシステムとはいえません。
伝統的に良い部分は残しつつも、新しくても良いものは、
積極的に取り入れていかないと当然、進化、発展はございません。
今のヨガが存在するのも、先人のヨガの行者さん達が、
トライ&エラーの精神で必死に取り組まれてきた結果だと思われます。