現代は、ストレス社会といわれていますが、昔は、どうだったのでしょうか?
特に、歴史的にも激しい動乱の世の中といえば、戦国時代だと思います。
戦国時代では、下剋上は平気でありましたし、近隣の領土の奪い合い、
プライバシーは確保されていたといいますが、忍者も活躍していた時代ですから、必ずしもそうともいえません。
特に、徳川家康が、忍者をたくさん抱えていたのは有名な話ですね。
先が見えないというのも、戦国時代も同じだったでしょうし、今以上に先行きが不透明な時代だったともいえます。
まあ、現代は、携帯電話やインターネットによって、常に誰かとつながっているという部分では、ストレスが慢性化する傾向にはあると思います。
しかし、根本的に、人間の本質は、昔も今も変わっていないと思います。
そして、人体の構造も、骨格などの部分を除けば、ほとんど同です。
当然、ストレスを受けた時の生理的な反応も、昔も今も変わりません。
戦国三英傑と呼ばれた
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康はそれぞれ、
副交感神経の働きを高めるような活動を、必ず一日のどこかに取り入れていたと思われます。
そうでないと、あの動乱の時代を生き抜いていくことなど到底できません。
家康なら鷹狩、秀吉なら茶会、信長なら…女装による舞?
皆、それぞれ、リラクセーション活動があったと思います。
3人の趣味もそれぞれ、
「今ここ」に意識を集中させないといけないものばかりですね。
この時間という概念から解放されるものが、
やはり、リラクセーションには良いことがうかがえます。
時間を忘れて何かに没頭する…
もし、仕事で没頭できるのでしたら、こんなに、メンタルヘルスに良いことはないかもしれません。
「好きを仕事にする」というキャッチフレーズがありましたが、
「隙を仕事にする」といえるかもしれません。
つまり、没頭状態では、時間の隙がありません。
隙がないところに不安や悩み、ストレスは入ってこれないのです。
アスリートの「このシュート入るかな?」現象も同じです。
好きな仕事をする=仕事を好きになる
脳の中では、結果、イメージがうまくいけばどちらも同じです。
ですので、普段の仕事に対する取り組み方、ものの見方を少し変えることで、「隙」のない人になれるかもしれません。