「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
ヨガを取り入れるアスリートも増えてきましたが、いわゆるポーズをきれいにつくるヨガでは、メンタルを強化することは困難といえます。
何となく、気持ちいいと感じて終わりです。
ポーズをきれいに行うとなると、結局まわりの生徒たちとのポーズの優劣の競い合いになり、「今ここ」ではなく、まわりの対象物に対して心が引きずられてしまうからです。
このままの精神構造では、競技現場における観客のヤジや、動き回る対戦相手の動きに翻弄されてしまうことになります。
ヨガは、「今ここ」に意識を集中させ、心の波を穏やかにするための技術です。
究極的には、心の働きさえ止めてしまうところまでもっていきます。
ですので、ポーズの出来、不出来は重要ではありません。
それよりもポーズを行っている最中の体内の変化(心拍や筋緊張)を観察し、常に「今ここ」に意識を集中させます。
例えば、運動強度の高いヨガのポーズを行ったとします。
ポーズをただきれいにつくるヨガの場合、まわりの生徒が気になったり、「しんどい」、「きつい」という感情に意識が翻弄されます。
それに対し、
「今ここ」に意識を集中させて行うヨガの場合、肉体的にきつくても、その現象に対して心が引きずられないように気をつけますので、雑念が起きても放っておけるようになっていきます。
結果的に、同じポーズを行ったとしても、得られるメンタル面での効果は全く異なってくるということになります。
科学的には、「今ここ」を意識した継続的なトレーニングにより、「島」と「背内側前頭前野」と呼ばれる脳部位の厚みが増してきます。
ヨガのポーズをきれいにつくれるようになったとしてもメンタル面が強化されないとしたらもったいない話です。
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