「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
『呼吸法の効果 -人によって効果が違うのはなぜ? -』
考えられる原因は2つです。
①正しい腹式呼吸ができていない
②イライラや、うつ気味といった不快な気分状態で行った場合
①に関しては、正しい腹式呼吸をマスターすれば、解決できます。
お腹に手を当てて、呼吸時にお腹だけが動くように練習します。
寝転んで行うとコツがつかみやすいです。
その時、肩と顔(特に眉間)の力は抜いてくださいね。
呼吸法に少し慣れてきた方が陥るケースが②です。
昨日の記事で書かせていただきましたように、
呼吸法は気をつけないと、うまく気分が改善する方と、しない方に分かれます。
下記のイラストをご覧下さい。
★ヨガのゆったりした呼吸法で気分が改善するパターン
続いて、ヨガのゆったりした呼吸法で気分が改善しないパターン
ヨガのゆったりした呼吸法は脳の「覚醒水準」を下げてくれる効果があります。
正確には、今の気分の状態からそのまま「覚醒水準」が下がります。
つまり、イキイキした「快適度」の高い人が、ヨガのゆったりした呼吸法をすると、リラックスした気分になります。
一方、ピリピリした「不快」な気分状態の人が、ヨガのゆったりした呼吸法をすると、気分はうつ気味になってしまいます。
人間は意識の動物です。
ヨガスタジオやカウンセリングルームに来るお客様は、もしかしたら電車が遅れて到着が遅れてしまったり、
突然の雨に見舞われてしまったり、
途中でつまづいて転んでしまうかもしれません。
または、仕事帰りにヨガスタジオに来られる方は、まだ仕事モードが抜けずピリピリしているかもしれません。
こういった不快な状態で、呼吸法を行ったり、リラクセーションのマッサージなどを施してもあまりうまくリラックスできません。
これは、私もヨガの実験でかなり体験してきました。
ですので、実験では不快な要因(ストレッサー)をいかに未然に見つけられるかが重要になってきます。
簡単なところでは、
イスが硬い…
冷房がかかりすぎて寒い〜
暑い!
お腹が減ってきた…
時間があまりない…(汗)
などが挙げられます。
またなぜか、2-4月にかけて、呼吸法の実験を行ってもあまり良いデータが取れないことに気づきました。
原因は、花粉症で鼻が詰まった状態での呼吸法でした。
こんなことも、実はなかなか気づかないものなのです。
ヨガの実験で注意すべきポイントは自分の中で50個近くあります。
本題に戻りますが、では、気分が不快な状態のお客様を満足させるにはどうしたらいいのか?
ピリピリ、うつ気味の方が呼吸法で気分を改善するにはどうしたら良いのか?
具体的な改善策は、明日の記事で書かせていただきますね。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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