「火の呼吸」で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
私の専門は、硬い表現で表すと「運動生化学」です。
運動による脳機能と気分の変化が主なテーマです。
その運動もヨガ(呼吸法)をベースに研究をしてきました。
一般的な表現で表すと、自分は脳やメンタルの専門家ということになります。
いずれにしましても、私のベースはヨガです。
ヨガが私の「軸」となる部分です。
そして、現在はヨガのプログラムを提供する会社を運営しています。
ヨガをビジネスにすると、ダイエット、アンチエイジング、骨盤のゆがみ、肩こり、頭痛、心の健やかさ…など
たくさんの謳い文句を掲げることができます。
実際にこういったヨガの施設はとても多いですね。
私は、20代前半から今まで身体を鍛えることを日課にしていますので、ダイエットや肉体改造についての指導もできます。
ブログの記事でも反応が良いのも、ダイエットやアンチエイジングに関連したテーマです。
しかし、手をつけるつもりはありません。
それは、他の施設でも行われているからです。
そして、あれもこれも手をつけてしまいますと、この人はいったい何の専門家なの?
きっととそう思われることでしょう。
経営が安定しないと今の商品に対して、不安を抱くようになり、結果、様々な商品を棚に並べることになります。
私も会社を始めた当初は同じでした。
昔は、「美脳ヨガ」という幻のサービスもあったくらいですから^^
でも、こういった乱心の時代は経験として絶対に必要だと思います。
意図してそういった時代を経験しなさいといういうわけではありませんが、
本当の自分の強みは実際にビジネスを始めてみてからでないと分からないからです。
自分の商品のターゲット層はどこにいるのか?
これに関しては、ターゲットを絞るということがよく重要視されますが、実際はそんなことはありません。
弊社のヨガプログラムをご受講のお客様は実に様々なご職業の方々です。
もし私が単純にターゲットを絞っていたらどうなっていたでしょうか?
単にリラックスするのではなく、プレッシャーやストレスに対してタフになりたいという方がお客様ですので、
年齢や性別、職種などでターゲットの絞込みを行うとあらぬ方向に行ってしまいます。
矛盾するようですが、お店のコンセプトや経営者の軸がしっかりしていれば、
実は商品の数が多くても、ターゲット層が広くても問題ありません。
絞るべきは目に見える、商品の数やターゲット層ではなく、経営者の軸の方です。
ブレない確固たる軸です。
経営者の軸の線上に商品があるのでしたら、逆に商品は多ければ多いほど良いのではないでしょうか?
元アップル社のCEOスティーブ・ショブズ氏は、あらゆる商品を世の中に生み出し、世の中を変えてきました。
しかし、彼の理念は実際はとてもシンプルだったと言われています。
彼は、毎週、座禅を組んでいました。
そこで、自分は何者で、いったい何をしにこの世の中に生まれてきたのだろうか?
そういうことをよくよく考えていたはずです。
実際、伝統的なヨガでもよくこのテーマで1時間ほど瞑想をします。
「自分は何者で、いったい何を使命としてこの世の中に生まれてきたのか?」
どんな職業についてもこれが全てだと思います。
ここの部分がはっきりすれば、ぼやけていた軸が浮かび上がってきます。
後は、その軸の線上に商品を並べていく作業が本当の自分の「強み」を活かしたビジネスではないでしょうか?
私のケースですと、この「伝家の宝刀」とでもいう軸の存在を確信した後は、それを徹底的に磨き上げる作業に没頭してきました。
その結果、今では複数のメディアでも取り上げていただけるようになりました。
しかし、どんなにたくさんのメディアに取り上げていただいても自分の軸がブレることは決してありません。
自分の中で決めた「使命」は、今も昔も同じです。
こうした私のご乱心の時代〜現在までの経緯が、少しでも経営者の皆様のお役に立てればと思い、
「ブレない軸のつくり方」を基本に7月6日(土)のセミナーでお話をさせていただこうと思っています。
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史
⇒「サイバー・ヨガ」ブログ ●営業時間
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