2013/08/22 カテゴリ:ブログ

イチロー4000本安打達成!

プレッシャーに強くなる!脳と心を鍛えるサイバーヨガ・スタジオの辻です。

イチロー選手が、日米通算4000本安打を達成しました。

 

元々才能のある選手が、他の誰よりも努力を重ねた結果といえます。

 

この記録を達成するには、コンスタントに試合に出続ける必要があります。

 

つまり、怪我は厳禁ということです。

 

メジャーリーガーは、契約上、趣味で行えるスポーツなどは制限されています。

 

リフレッシュ期間中にスキーやサーフィンなどで怪我をしてしまっては、球団側は大打撃ですからね。

 

もっとも契約上禁止されていない活動でも、いかに普段から怪我のリスクを抑えることができるかという自己管理能力が問われます。

 

バイクに乗っていて、怪我をしたとしたら、それだけで「自己管理能力」が低いと認識されてしまいます。

 

私たちがイチロー選手の活躍を知るのは、何かの大きな記録の樹立時やWBCの時だけかもしれません。

 

しかし、イチロー選手のすごさは、大きな記録を達成した次の日もいつもと変わりなく、いつもの練習(ルーティン)に戻れるところです。

 

練習量も人一倍多いイチロー選手ですが、考える習慣、時間も他の選手よりもかなり多いのだと思います。

 

実際、試合ごとに、構えや、打席の位置が微妙に変わっていますから、毎日研究しているのだと思われます。

 

10年連続200本安打を続けてこられたのも、毎日の研究の賜物です。

 

連続200本安打は、年々達成が難しくなります。

 

それは、経験値が長くなる分、相手への研究材料(データ)が増えるからです。

 

メジャーに移籍して、一年目に達成できたとしても、二年目からはかなりハードルが高くなります。

 

イチロー選手は、この偉業を10年連続で達成してきました。

 

つまり、相手の研究が追いつか程、本人が進化し続けてきたことを意味しています。

 

一年目に200本安打を達成した時のバッティングを「最高のバッティング」だとイチロー選手がもし認識していたらこの記録は生まれなかったと思います。

 

野球に限らず、伝統的なヨガや料理の世界なども、「究極」とか「絶対」というものは存在しないということです。

 

人間が考え出したものである以上、必ず進化・発展の余地が残されています

 

40才を境に筋力をはじめとする体力は低下する傾向にありますが、もうそのことはイチロー選手も認識しているはずです。

 

今は、前向きに、年齢の影響を受けない部分での能力をいかに高めていくか?

そういった部分を意識して日々トレーニングに励んでいると思われます。

 

今後、イチロー選手がどう進化していくのか?まだまだ目が離せないアスリートですね。

 

筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史

 

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