火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です.
「火の呼吸」は,1分間に120〜180回行うクンダリー二ヨガと呼ばれる流派の代表的な呼吸法です.
一般の方からするととても激しい呼吸法ですが,毎日行っているとどなたでも無理なく行えるようになります.
「火の呼吸」は,エネルギーを活性化させるために行います.
ハタヨガには「カパラバティ」,伝統的ヨガであるラージャヨガには「アグニプラサーラナ」と呼ばれる1分間に60回程行う速い呼吸法がそれぞれあります.
ちなみに,「アグニ」とはサンスクリット語で「火」を意味し,「カパラバティ」とは,「頭蓋骨を輝かせる」という意味があります.
ですので,両方共,エネルギーを高め,脳を活性化させる意味で用いられていたのだと思います.
ヨガですので,厳密には,頭部の6番目のチャクラ(眉間部)と7番目のチャクラ(頭頂部)を活性化させるということになります.
ヨガにはこれ以外にも無数の速い呼吸法が存在します.
しかし,「火の呼吸」はその中でも特に速度が速く,時間も伝統的なヨガよりも長く行い,
さらにアーサナ(ポーズ)中に積極的に用いるところが特徴的だと思われます.
それは,クンダリー二ヨガの目的が尾てい骨に眠る潜在的なエネルギーを脳まで上昇させることを目的としているからです.
あぐらの姿勢で3分行えるようになったら,次は両足を床から15センチ程上げた状態で「火の呼吸」を1〜3分行います.
よりエネルギーが活性化されます.
さらに,肉体的な効果として,両足を床から浮かした腹直筋が緊張している状態で激しい腹式呼吸を行いますから,
腹直筋内側の腹横筋がダイレクトに刺激されます.
ですので,効率的に内臓脂肪を燃やすことができます.
格闘家なら,パンチに打たれ強い強靭な腹筋が獲得可能です.
「火の呼吸」の効果を挙げるとこのブログ記事には書ききれないほどたくさんあります.
「火の呼吸」は,活性化にとても役立つパワフルな呼吸法です.
それは,エネルギーを放出する際に使われる交感神経を活性化してくれるからです.
ですので,「火の呼吸」だけを行っていると自律神経バランスは交感神経優位になってしまいます.
つまり,「火の呼吸」は,ゆったりした1分間に6回前後のヨガの腹式呼吸と合わせて行うことではじめて威力を発揮してきます.
「火の呼吸」を最大限に生かすためにも,夜寝る前にしっかりとクールダウンのヨガのゆったりした呼吸法を行いましょう.
自律神経の特性から,理想的にはリラクセーションに最適な自分に合った呼吸ペースでの呼吸法をお勧め致します.
今は,自分に最適な呼吸ペースも科学技術の進展により分析が可能となりました.
自分に合ったリラクセーションに最適な呼吸回数が知りたい方は,当スタジオの『呼吸最適化プロファイル』をどうぞ一度ご受講ください.
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした.
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