ニューロフィードバック+バイオフィードバック=サイバーヨガ・スタジオの辻です.
いよいよ本日発売となりました(*v.v)。,新刊『ヨガ×武道』(BAB JAPAN).
今回は小沢先生との共著となります.
通常,お互い相談し合いながら執筆作業を進めると思いますが,私の選んだやり方は,メインテーマだけ決め,
後はお互いのパートが完成するまでお互いの記事を読んだり,何を書くかどうかということは伏せておきましょうという手段でした.
お互いの情報が入ってくると必ずそのつもりはなくても相手の記事に寄っていったり,バランスを取ろうという思考が働いてしまうからです.
今回は今までにない本を出したいという想いが強かったですので,お互いの自由な発想をとことん引き出すことを考えました.
完成後は私たちが信頼を寄せる編集者の原田さんがまとめてくださるという安心感もありましたので自由に書くことができました.
ただ私たちがお互いに考えたり伝えたいことのベクトルは同じでしたので,
ほとんど調整がいらないほどにお互いの記事が連動し合い,補完し合っていました.
驚きというよりも,やはり小沢先生はここ一番でしっかり重要なことは押さえていただけているなと感慨深く思ったものでした(*v.v)。
小沢先生はケーススタディを中心に,私は理論を中心に書いています.
小沢先生の経験からくるお話はさらっと大変読みやすく,かつ重要な内容,極意が随所に明記されています.
私の方は脳や自律神経の仕組みからメンタルについて書かせていただいております.
今回,クンダリーニヨガのパートに40ページ割いており,他のパートに比べ最も長くなっています.
それは理論だけでなく,実践にもかなりのページを割いたからです.
ページが許せば本当はもっと載せる予定でしたが…
「マインドフルネス」や「ストレス」という概念が本書のキーワードですが,
道場やスタジオ内でのトレーニングとビジネスやスポーツ現場でのトレーニングは全く別物といえます.
ストレス環境下においても色々と不安な思考に心を乱されるのではなく目の前のことに意識集中させることがとても重要になってきます.
そこで日頃からヨガで自己と向き合い,武道で相手というストレッサー(ストレス刺激)を加えながら他者と向き合い,
トータルで自分自身の精神面を鍛えていくことを世に問うた本となっております.
完成に至るまでにお世話になりました方々,誠にありがとうございました.
一人では到底完成できない代物でしたが,皆様のお力添えのおかげで何とか出版にまでこぎつけることができました.
この場をお借りして御礼を申し上げます(*v.v)。