2024/11/25 カテゴリ:バイオフィードバック

呼吸を最適化する「呼吸最適化プロファイル」②

5,6秒で吸って,5,6秒で吐く,約10秒に1回の呼吸リズムが,自律神経バランスのパワー値を高め,

 

また,その10秒に1回の呼吸ペースは,最大公約数的なペースであり,最大限の効果を得るには,個々人に最適な呼吸ペースを分析する必要があるということを説明させていただきました.

 

今回は,私の事例をご紹介したいと思います.

 

この時は,1分間に6.5回,6.0回,5.5回,5.0回,4.5回の5種類の呼吸ペースを使って,どの呼吸ペースの時に最も自律神経バランスのパワー値が最大化するか検討しました.

 

以下が結果です.

 

 

そうすると,1分間に5.0回の呼吸ペース時に自律神経バランスのパワー値が,アイスピック状に4200まで高まりました

 

他の呼吸ペースと比べ,パワー値だけでなく,心拍の波形も一定できれいな丸みを帯びています.

 

こうした形状を示すと間違いなく,それがその人にとって最適な呼吸ペースとなります.

 

さらに以下が,各呼吸ペースにおけるお腹の動き心拍の形状です.

 

 

最適な呼吸ペースになると,心拍が安定し,「お腹の動き(パープル線)」と「心拍の動き(ピンク線)」が,ぴったり重なり合ってくることが確認できます.

 

他の呼吸回数の場合,心拍が安定せず,高さがバラバラで,波形が少しギザギザです.

 

またお腹の動きと心拍の動きが重なり合っておらず,少しずれているのが分かると思います.

 

このように同じ約10秒に1回の呼吸リズムでも,わずかな呼吸ペースの違いが,自律神経バランスには大きな違いを生むことがご確認いただけると思います.

 

自分にとって最適な呼吸回数を分析し,自律神経バランスを最大限に高めたい方は,どうぞ「呼吸最適化プロファイル」をご受講ください

 

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