国立研究開発法人「日本原子力研究開発機構」様にて講演をさせていただきました

先日,茨城県東海村にある国立研究開発法人「日本原子力研究開発機構・核燃料サイクル工学研究所」様にてストレスケアに関する講演をさせていただきました.   講演会では,労務担当の皆様および,産業医の友常先生には大変お世話になりました.   当日は,約3...

守りはいつか破られる

実力のある者が   「負けてもいいから,おもいきってプレイしよう!」   と真に思って試合に挑んだ場合,   実力が下の者が勝つのはかなり厳しくなります.   自分より格上の選手の場合,心技体において,特に「技」...

「勝ちにいく」と「負けられない」は対極の心理状態

私は5年程前から勝ち負けを意識しない方が日本人アスリートのパフォーマンスは向上するという考えを提唱してきました.   今でも十分に正しいと思っていますし,ほぼ間違いない現象だと確信するまでに至りました.   その当時は,金メダルを取っている自分の姿をイメー...

スポーツではただ反応力を高めても意味がない

「反応力」はどのスポーツ競技においても重要な要素であることは間違いありません.   ただ,スポーツで必要とされる反応力とは,1)素早く反応する能力と,2)素早く反応しない能力の2つになります.   どういうことかと言いますと,   通...

謹賀新年

明けまして,おめでとうございます. 昨年はコロナに始まり,コロナに終わるという大変な年となりました.   本年が人類にとって新たな希望が見い出せる年となれば幸いです.   本年も何卒宜しくお願い致します. 辻良史  ...

「ゾーン」は目指すべきではない

最高の精神状態として「ゾーン」がよく話題に持ち出されます.   巷にも誰でも「ゾーン」に簡単に入れるといった文言の書籍もいくつかあります.   残念ながら,これは大きな誤解といえます.   なかなかその状態になれないからこそ神がかった...

ストレス状況下でのメンタルコントロールの重要性

マインドフルネスで「今この瞬間」に集中することも,脳波をパフォーマンス発揮に望ましい状態にコントロールすることも,ただ安静状態でトレーニングしても十分ではありません.   メンタルコントロールの基礎トレーニングの段階として,それらのトレーニングを行うことは十分意味があります. ...

伝統と最新鋭のハイブリッド・メンタルトレーニング

今から数十年前,根性論が未だ根強かった時代では,勝利をもぎ取るには,気合,根性,忍耐,が第一とされてきました.   負ければ,「気合が足りなかったからだ!」と,普通に指導を受けていた時代です.   その後,少しずつ,根性論ではなく,心や精神をもっと心理学的...

ニューロフィードバックを行うトレーナーに一番必要なこと

サイバーヨガ研究所の辻です.   久々の投稿となってしまいました.   最近は「ニューロフィードバック」と呼ばれる脳波を最適な状態にするトレーニングをご希望されるお客様が増えてまいりました. &...

発達障害を改善し,脳のパフォーマンスを高めるトレーニング

発達障害を改善し,脳のパフォーマンスを高めるトレーニング     発達障害として典型的なものにADD(注意欠陥障害)やADHD(注意欠陥・多動性障害)があります.   近年では,大...

宮本武蔵の「最強のメンタル」は後天的につくられた

宮本武蔵の「最強のメンタル」は後天的につくられた     宮本武蔵は,スピリチュアルなどに依存せず,真にストレスと向き合った人物だと思います.   そして,日常モ...

自分の「脳のタイプ」を知るだけでもメンタルを強くできる

自分の「脳のタイプ」を知るだけでもメンタルを強くできる     ア-ユルヴェーダや漢方などでは,まず,クライエントの症状を見極め,その後に各トリートメントに移っていきます.   し...

「最強のメンタル」が手に入る科学的な3つのステップ

人にはそれぞれ脳のタイプがある     以前,ビリヤードのトップ選手の競技中の脳波とパフォーマンスをチェックしたことがありますが,   マインドフルネスを事前に行った場合と,呼吸法...