呼吸を最適化する「呼吸最適化プロファイル」②

5,6秒で吸って,5,6秒で吐く,約10秒に1回の呼吸リズムが,自律神経バランスのパワー値を高め,   また,その10秒に1回の呼吸ペースは,最大公約数的なペースであり,最大限の効果を得るには,個々人に最適な呼吸ペースを分析する必要があるということを説明させていただきました. ...

呼吸を最適化する「呼吸最適化プロファイル」①

自律神経を整えるとは,交感神経と副交感神経のバランスを整えることを意味します.   ストレスで交感神経が優位になっていれば,4秒で吸って8秒で吐くような吐く息を長くした呼吸法で副交感神経を活性化させてバランスを整えます.   逆に,ぼんやりした,うつ気味な...

皮膚温を上昇させるのが得意なセラピストとそうでないセラピストの違いとは?

副交感神経が優位になると,血管が拡張し,血行が促進し,その結果,手足等の皮膚温が上昇します.   緊張すれば,その逆の流れになります.   つまり,暗算などの精神的ストレス課題を素早く行ってもらうように指示をすると,安静状態に比べ,指先の皮膚温が低下してい...

本来のバイオフィードバックは東洋医学に近い

世の中,脳はやはり人気で,脳波をコントロール,脳波でトレーニングというのはセンセーショナルで話題性もあります.   しかし,脳波は,精神生理学的分野においては,筋電図,発汗,皮膚温,呼吸などの生理学的指標のうちの一つに過ぎません.   話題性があり,凄そう...