マインドフルネスとは?
元々は,仏教を創始した釈迦が提唱したヴィパッサナー瞑想を主体としています.
その後,実践面では禅僧ティク・ナット・ハンが,研究面ではジョン・カバットジン博士のご尽力により,一般社会へと普及していきました.
近年では,グーグルやツイッター,ナイキ,インテルなどの大手企業の従業員の就業支援,ストレス対策として導入され,さらにハーバード大学などでの研究活動により,一躍世界にその名が知れ渡りました.
なぜ「今」に集中することが大事なのか?
それは,人がスポーツやビジネスで結果を出そうとする場合,
「うまくいくかな…」「失敗したらどうしよう…」という不安が出てきて,プレッシャーを感じ,本来の実力が発揮できなくなってしまうからなのです.
例えば,サッカーのPKの場合,選手の本来の目的はボールを蹴る行為であり,ボールが入るかどうかの予想ではないはずです.
しかし,多くの選手は,シュート時に過去や未来を旅してしまいます.
この時に,脳の中では,不安やトラウマと関わる扁桃体と呼ばる器官が活性化します.
…
人間の脳は,活動している限り「無」になることは,現実的には不可能です.
ですので重要なことは,雑念が浮かんできてもそれらをスルーできる能力なのです.
またヨガのポーズには身体をストレッチさせ,コリをほぐすリラクセーションの効果もあります.
つまりマインドフルネスの練習をしながら,身体がほぐれ,リラックスできるという相乗効果が生まれます.
4つのヨガポーズでの基礎訓練.今ここ
身体的負荷をかけた状態でのヨガポーズ
ストレス状態でのマインドフルネスの重要性
また,当スタジオは,あくまでも実践現場にて役立つプログラムを提供しております.
仕事現場や競技現場は,お寺やヨガスタジオなどのリラクセーション空間とは異なり,緊張感あふれる空間です.
ですので,マインドフルネス技法に関しても,安静状態で練習した後,ストレスやプレッシャーがかかった状態での練習も合わせて行っていく必要があるのです.
つまり,ストレス状況下におけるマインドフルネスです.
このストレスには大きく2種類のタイプがあり,それぞれのストレスがかかった状態での練習を行っていきます.
⇒ 2種類のストレスとは?